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オリジナル女子プロレス小説「メグミVSヒナ」Part3 (Last)

 

ナッツが主食です。
以前リリースした被虐のプロレスリングのスピンオフ小説(書きかけ)がメモ帳アプリの中に眠ってたので供養の意味も込めてアップします。

被虐のプロレスリング

内容は本編のプロローグ部分で行われる主人公VSランキング1位の試合となりますので、若干本編の前日譚的な意味合いが強いです。
今回は試しにランキング1位であるメグミさんの一人称視点で作ってみました。

約3,600文字なので読了時間は約7分です。

 

Part1はこちらからどうぞ!!

オリジナル女子プロレス小説「メグミVSヒナ」Part1 ナッツが主食です。 以前リリースした被虐のプロレスリングのスピンオフ小説(書きかけ)がメモ帳アプリの中に眠ってたので供養の意味...

 

Part2はこちらから!!

オリジナル女子プロレス小説「メグミVSヒナ」Part2 ナッツが主食です。 以前リリースした被虐のプロレスリングのスピンオフ小説(書きかけ)がメモ帳アプリの中に眠ってたので供養の意味...

 

女子プロレス小説「メグミVSヒナ」Part3 (Last)

「まだ試合は始まったばかりだし、まだまだ楽しませてくれるよね、先輩?」
小悪魔といった表現がピッタリの笑顔で、私の事を見下ろしながら巨乳女が語りかけてくる。

「舐めやがって・・・」
その瞬間、心の中に激しい怒りの感情が湧き上がってきた。
アドレナリンが大量に脳内を駆け巡っているせいか、先程までのダメージも忘れて身体中に力が漲っていくのを感じる。

激情に突き動かされた私は、舐めた態度をとっている巨乳女に向けて高速タックルを食らわしていく。

「きゃっ!」

「お望み通り楽しませてやるわ!!」
倒れている巨乳女の両足の間に右足を差し込み左脇腹の横へと踏み込んでから、巨乳女の両足を膝でクロスさせて右足を自分の右腕でロックする。

「いやっ・・・何するの・・・やめ・・・・」
巨乳女の制止を無視しつつ、右足を軸にしてステップオーバーし、巨乳女をひっくり返してから容赦なく腰を落とした。
ーーーご存知、サソリ固めの完成である。

「きゃああああああ!!」
サソリ固めが完璧に極まり、巨乳女の体がえげつない角度で反り返っている。

「なにこれ・・・さっきよりも技のキレが上がってる・・・」
足首・膝・腰の三点を同時に締め上げられ、おまけに気道や横隔膜の動きが制限されるせいで痛みだけでなく息苦しさにも苛まれるヒナ。

「これで立場が逆転しちゃったわねぇ・・・早くギブしたらどうなの?」
汗にまみれ痛みで打ち震えてる巨乳女に対して勝ち誇った顔で語りかける。
もちろんこれでギブを奪えるとは微塵も思っていないのだが。

「だっ・・・だれがギブするもんか・・・やっ、痛ぁぁぁぁ!!」
痛みに堪えながらも必死に強がる巨乳女だったが、更に角度をキツく締め上げてやると我慢出来ずにまた悲鳴をあげてしまう。

「くっ・・・負けるもんか・・・・」
自慢の巨乳がマットに押しつぶされながらも気丈に耐え振る舞う巨乳女。
その美しい瞳からは既に大粒の涙がこぼれ落ちていた。

「・・・・・・チッ。」
流石にまだギブアップを奪える段階にはないと判断し、サソリ固めを解く。

スコーピオン・デスロックの苦しみから解放された巨乳女は、うつ伏せになりながらただ呼吸を整えるのに精一杯だった。

「はぁ・・・はぁ・・・助かった・・・早く反撃しなきゃ・・・・・・」
ほんの小さな声ではあるが、巨乳女のつぶやきが耳に届いた。
私じゃなきゃ見逃しちゃうね。

(それじゃ次の技にいきますか。)

「いやっ、やめっ、やあああ゙゙あ゙゙あ゙゙っっ!!」

動けないでいる巨乳女の足を取り華麗に足4の字固めを極めていく。
あえなく掴まってしまった巨乳女はまたもや何も出来ずただ嬌声をあげるしか出来ない。
怒りで濁りきった私の心が洗い流される様な心地の良い音色がリングの上に鳴り響く。

「おーーっと!ここでメグミの得意技である足4の字固めが極まったぁ!! 流石は関節技のスペシャリスト。機械仕掛けの戦女神(ヴァルキリー)の異名は伊達じゃない!! ヒナ選手がひたすら痛めつけられる一方的な試合展開になってきました!!!」
華麗な逆転劇に実況が大いに騒ぎ立てる。

「中々しぶといわね。・・・これならどうかしらっ!?」
尻を浮かせ腰を押し出し、更に厳しいダメージを巨乳女に与えていく。

「ああああ゙゙あ゙゙あ゙゙あ゙゙あ゙゙ぁぁぁ!!!!」
耐え難い激痛により発せられる巨乳女の絶叫に湧く観客。

「アンタの方こそいい声で鳴くじゃない。まだまだ楽しませてよね!!」

「うっ・・・あぁ・・・あああああ゙゙あ゙゙あ゙゙あ゙゙あ゙゙!!!!!!」

その後数分間リング中央の足4の字固めで痛めつけてやったが、技を仕掛けている私の体力が先になくなりそうなので渋々巨乳女を解放していく。

案の定巨乳女はダメージから体をピクピクと痙攣させているだけで動く気配は全くない。
動かない巨乳女をうつ伏せにし、その背中に乗ると顎を掴んでその柔らかな肢体を海老反りに締め上げる!!

「ふぇ?・・・あっ、あああああああ!!!」

「お次はキャメルクラッチ!!! メグミ選手、ヒナ選手の腰を徹底的に破壊しつくすつもりだぁ!!!!」
教科書へ載せたい位に綺麗なキャメルクラッチが極っていた。サソリ固めでダメージを与えた腰を更に痛めつける。

「ほらほらぁ、いい加減ギブしてもいいんじゃない!?」
巨乳女の体を揺さぶり執拗にギブアップを迫る。
身体を揺さぶる度にその豊満な胸がたぷたぷと揺れているのを私は見逃さなかった。
腕により一層力が込められる。

「あっ、あっ・・・あああ゙゙あ゙゙あ゙゙いやぁぁぁ!!!」

「ヒナ、ギブアップ?」
レフェリーが泣き叫ぶ巨乳女へと問いかける。

「ノ・・・ノー!! まだやれるわ!!」
意外にも気丈に振る舞う巨乳女。

「ふぅん・・・いつまで耐えられるかしらね!!」
そう言いながら私は顎を持ち上げる手に更に力を込めていく。

「いやあああああああ!! ノォォォォ!!!!」
涙目で絶叫しながらも懸命に痛みに耐え続ける巨乳女。身体の軋む音が聞こえてきそうな程、美しい肢体がキツく締め上げられている。
一筋の汗がその豊満な胸の谷間に吸い寄せられて消えていった。

巨乳女の絶叫に会場はこの日一番の盛り上がりを見せている。

「・・・・・・やるわね。」

巨乳女の粘りに根負けしてしまい技を解く。
当の本人は地獄の痛みから解放されるも完全にグロッキー状態でダウンから立ち上がれない。
目も虚ろで視線は宙を彷徨っており、辛うじて息だけしている状態に見えた。

「無様ねぇ・・・少しは反撃したらどうなの?」
さっきまでの仕返しでここぞとばかりに煽っていく。
そんな私も、巨乳女程ではないが技をかけ続けたせいでかなり体力を消耗してしまっていた。

(でも流石にこの状態から逆転は不可能だろうし、この試合は私の勝ちかな?)
そんな事を考えていたその時、

「このっ・・・舐めやがって!!」
巨乳女が息を吹き返し、油断した一瞬の隙を付いて組み付かれてしまった。

「なっ、コイツ・・・まだこんな力が・・・」
慌てて引き剥がそうとするも既に手遅れだった様で、巨乳女は私の体を逆さまに抱え上げるとそのまま後方に投げつけていった。

ダンッッ!!!
会場内に一際大きな衝撃音が響き渡る。

「決まったーーーーー!! 垂直式ブレーンバスターだぁ!!! ヒナ選手ここから逆転なるか!!?」

「かっ・・・はっ・・・・・・」
かなり体力を消耗していた上にいきなりの大技を食らってしまったせいで、仰向けに倒れたままダメージに打ち震えて動けなくなる。
おまけに先程までアドレナリンで誤魔化していた試合中盤のダメージがここに来て一気にぶり返してきた。

「これで決めるわ!!」
巨乳女は倒れ込んでいる私の髪を掴んで起き上がらせると、そのまま後から組み付いてご自慢のフィニッシュホールドを仕掛けていく。
もはや抵抗する力が残されていない私は、その一連の動作をただ黙って見つめる事しか出来なかった。

「出たーーーー!! ヒナ選手のドラゴン・スリーパーホールドォォォ!!!!! ヒナ選手ここで試合を決めるつもりだぁ!!!!!!」

「あっ・・・・やぁ・・・・・このっ・・・・・・・・」
巨乳女の腕で頸動脈を締め上げられている上に、腕も挟まれてしまい身動きが取れない。
完璧に極ってしまったドラゴンスリーパーに対して私は何の抵抗も出来ないでいた。

「どう!? 早くギブしなさいよ!!」

「だ・・・だれっ・・・が・・・・・・ギブ・・・する・・・か・・・・・・」
首を締められ息も絶え絶えになっており、おまけに汗や涎や涙など、顔中が私の体液で溢れてより一層惨めさに拍車がかかっている。
だがそれでも、ランキング1位のプライドが私にギブアップさせる事を許さなかった。

「往生際が悪いわね・・・でもこれで・・・・・・終わりよ!!」
必死の抵抗虚しく、私の体から力が抜けていくのを察したのか、巨乳女の腕に更に力が込められる。

「ぁ・・・・・・ぁぁ・・・・・・・・・・」

汗だくで必死に技を掛ける巨乳女の顔を見ながら、私の意識は完全に闇の中へと落ちていった。

 

 

 

 

 

「メグミ、ギブアップ!?」
目が虚ろになって口から涎を垂らしてしまっているメグミに向けてレフェリーが問いかける。

「・・・・・・・・・・」
その問いかけに応じる事が出来ず、メグミはもはや闘える状態でないのが誰の目にも明らかだった。

カンカンカーン!!!

試合終了を告げるゴングが鳴り響く。

「ここで試合終了!!ヒナ選手、圧倒的不利な状況から見事な逆転勝利です!!! 逆転の巨乳ファイターの異名は伊達じゃない。それを見せつける様な試合でした!!」
意識の無くなったメグミを解放し、観客に手を降ってアピールするヒナ。

「これは来月のタイトルマッチが非常に楽しみですね!!」
ヒナは逆転勝利の高揚感に酔いしれながら、火照った体で観客達に最高の笑顔を振りまいていた。

——————————–この勝利が地獄のタイトルマッチへの片道切符だという事も知らずに。

 

 

さいごに

これでこの連載小説は終わりですが、体験版にこの試合の終盤部分がボイス付きで収録されておりますので、もし宜しければ体験版だけでも見ていって下さい!!

 

被虐のプロレスリング
被虐のプロレスリング

 

他にも女子格闘系のオリジナル小説を書いていますので、もし宜しければそちらも合わせて是非!!

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